『紅楼夢』読後感想(一)

2021年12月22日

不知道什么时候开始读的红楼梦,不知不觉已经进入五十回,虽然是清代的文学,但是语言大体已经都是白话文,所以并没有想象中那么生涩,除了偶尔掺杂的诗词,整体和看现代人写的文字并没有区别。

『紅楼夢』を読み始めたのはいつだったかもうよく覚えていない。知らないうちに既に第五十回まで読み進んだ。清の時代の小説だけど、表現は堅苦しい古語じゃなく現代文のようで読みやすいのだ。中に挟まれた幾つかの読みにくい詩を除けば、現代の小説とはあまり変わらない。

最强烈的一点感受是,在阅读的过程中感受到的治愈感。可能是曹雪芹的描写功力强,从整个故事背景环境到那么多的角色人物都非常生动真实,所以就给人一种我真的进入了贵族的家里在游玩的感觉,体验到那种不事生产只用享受奢华生活的感觉,非常放松。

最も印象的な点は、読むことで感じた癒し。作家の曹雪芹は描写が上手いのか、それぞれ繊細な性格を持っている登場人物から物語の細かい環境まで全てが生き生きとしていて、まるで実際にその屋敷に入って遊んだり、彼らの隣にいるかのような実感が湧いてくる。人生は働かなくていい、贅沢な生活を思う存分楽しむだけでいいというリラックスに満ちた世界に夢中になれる。

《红楼梦》原书名是《石头记》,故事开头是一块女娲补天时的弃石,非常想要体验人间种种富贵和情爱,恳求两位道士帮助他实现,于是道士就用法术将它变成一块宝玉,投身人间。豪门贵族贾府的小儿子贾宝玉就含着这块玉出生了。之后这块变成玉的石头便在贾家体验了一次红尘世界。

『紅楼夢』の元書名は『石頭記』。文字通り岩の見聞録。この岩は、女媧が天地修復をやり終えた際に残ったものだ。ある日、二人の仙人が岩の前で下界の話を色々としていた。岩はそれを聞いてどうしても下界を体験したくてたまらなくなった。そこで、岩は仙人たちに再三頼み込んで珍しい玉石に変身させてもらい、下界に送ってもらった。こうして、貴族の賈家・栄国府の次男である賈宝玉がその玉石を咥えて生まれた。

最早接触红楼梦,还是小时候在电视上看到的红楼梦电视剧。但现在真正看了书就尽力的去对抗电视剧带来的人物固有印象了。我一直有一个看书的原则是看过的好小说,绝对不去看电视电影真人版。看书的趣味之一就是从文字引申的想象是完全由自己去再创造的,这种想象是可以完全凭借个人喜好来决定的。而影视化后的小说,角色演员的设定却是由别人去决定的,这样很无趣。

子供時代、ドラマ化した『紅楼夢』がテレビで放映されていた。今になって本を読み始めたから、昔のテレビから受けた印象をできるだけ排除しようと努めている。一応原則として、いい小説を読んだら実写は絶対に見ないようにしている。読書の楽しみの一つは、自分の想像力で物語を補完することだと思う。人物の外見も完全に自分の好みで決められる。実写化されて、俳優を決めるのが他人だということは私にとって受け入れられない。